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  06 ,2023

バリ風住宅建てました。<BARI HOUSE>バリハウス

バリ島好きな建築家、好きが高じて思わずバリ風住宅を設計してしまいました。

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Category: きっかけ

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きっかけ

2004年にバリ島を訪れた時、地元の伝統的な家屋に西欧の文化を吹き込んだホテルの
見事なまでの融合振りに感動を覚えました。

それ以来、隙あれば休みをとり(笑)バリ島へ飛び、
ホテルのビラでビンタンビール飲み、
ピーナッツをつまみながら本を読んだりしておりました。

心地よい風に吹かれながらプールでボンヤリと雲を眺めていたら、

「日本にもこんな雰囲気のある建物があればなぁ」と考えるようになり、

不動産業を営む友人からモデルハウスの相談を持ちかけられたときに思わず

「バリ風の住宅どうでしょう!」と提案したら、

「それいいですね!」と・・・・


それで建ててしまった訳です。

おしまい。







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03

Category: コンセプト

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コンセプト

そんな訳で、バリ風住宅は「アジアン、ヨーロピアンのミックステイスト」。

日々の生活を仕事や家事に追われているんだけれども家に帰れば毎日が家族でリゾート気分。

この気分が大事だと思います。








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03

Category: イメージしたのはこんな家

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こんな家に住んでみたいな

こんなのいいなs-


バリ島の代表的なビラの画像です。

宿泊者個々の敷地内には
母屋
ガゼボ
プール

などが配されていて部屋の中は勿論、アウトドアでも楽しめるような造りになっています。
ちょっとした別荘ですね。

母屋は勾配がきつい三角形の「かやぶき屋根」が平屋で建ちます。
手前の平屋がベットルームになり、
奥の平屋がパウダールーム、バスルーム、トイレなどがあります。

ガゼボは日本だと「アズマヤ」といったところでしょうか。
バリ島は暑いですが日陰は意外に涼しいものです。
ガゼボに寝転びながら風を感じるといつしかお昼寝をしてしまうものです。

しかし、ここは南国、蚊の襲来も多いので、蚊帳を閉めて引き続きお昼寝をします。



こんなビラをイメージしてデザインしました。









外観スケッチs-


で、スケッチがこれです。


特徴的な急勾配の三角屋根を取り入れてプロポーションを整えます。
本当は平屋にしたいところですが、
生活を営むためにはキッチンや個室などの部屋を増やさなければならないので
その分のスペースを稼ぎ出すために2階建てにしました。








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Category: 外観

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実物はこのようになりました。

2007_0310_105523ABs-.jpg



外壁はアースカラーの塗り壁として、
2階のバルコニーは回廊でどこからでも回れるようにしました。

敷地にゆとりがあればヤシの木やブーゲンビリヤなどをたくさん植えるといい感じになりそうです。







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Category: エントランスアプローチ

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通路を長めに確保して点景をたのしみます。

2007_0310_105019AAs-.jpg


日本は物価高で土地もそう広くは確保できないものです。

敷地に余裕が無ければ道路からいきなり玄関ドアを開くなんてことも
よくあることでしょう。

でも、バリ風の家を造るのであればたとえ限られた敷地でも
道路から玄関までは自然を感じながら風情を楽しみたいものです。
鳥の鳴き声やカエルの横断をたのしむとか、、、

実際はそこまでの造りこみは出来ませんが、、(笑)

それでも帰ってくるのが楽しくなるような、ゲストの目を楽しませるような、
点景を加えてみました。





2007_0310_105044AAs-.jpg

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2007_0310_105119AAs-.jpg





2007_0310_110106AAs-.jpg



コストはとても大事です。
潤沢な建築資金があれば本物を取り寄せて素晴らしいバリ住宅も出来ることでしょう。

今回のテーマのひとつはバランスよいバリ風住宅を建てることでした。

コストも掛けるところとそうでないところを明確にして、
普通の人でも叶えられるような建物を目指しました。

デザインも同様です。
そもそもここは日本。自分の建物だけやりすぎてしまっては、
周辺環境を壊しかねません。

バリ島の正装である、「クバヤ」を着て過ごす必要も無いくらい
カジュアルなデザインにしました。



ポーチ土間も面積が広いのでタイルを貼るとコストも張るので、
色モルタルにアクセントタイルを張り、安く見えないように、
(どちらかといえば高級に見えるように)(笑)
表現しました。

2007_0310_105958ABs-.jpg





シンプルな玄関灯









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Category: 玄関ホール・廊下

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バリサンダルで歩きましょう。

2007_0310_113347ABs-.jpg


ウォールナットの床が渋みを出してます。

でもこれは既製品のフローロング。
しかもノンワックス仕上げでワックス掛け不要です。


毎日、仕事や家事をこなしながらゆったりしたリゾート気分を味わうコツは、
メンテナンスの回数を出来るだけ少なくすること。

本物である無垢の床板であれば半年に一度はワックスを掛けたいところですし、
コストも数倍になってしまいます。

浮いたコストの分でバリ島に行けますね。


2007_0310_114051AAs-.jpg


広めの玄関ホールが廊下の役目をしています。
突き当たりに履き出し窓を採ることで明るく清潔な空間を造ります。



2007_0310_115308AAs-.jpg


階段はシースルーにして広がりをかもし出しました。
ささらや段板に明るい色を採用して存在を軽くみせました。









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Category: 寝室

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BEDROOM

2007_0310_115936AAs-.jpg




お休みになる部屋は落ち着いた雰囲気にしました。

ベットはベットボードを壁に寄せて置くことが多いですが、
壁に大きな窓があると冬に頭部が寒くなることがあります。
夏は日焼けなんてことも、、、

我家はとんでもなく大きな窓にしてしまったので、
満月を眺めながら寝ることが出来ますが、
月で月焼けしてしまいます。(笑)


そういった失敗を踏まえて、小さな窓を取り付けてます。






2007_0310_120501AAs-.jpg


隣はウォークインクローゼットです。
中で着替えることも出来るので慌てることもありません。



2007_0323_142423AAs-.jpg


窓の向うは道路なので覗かれない様に箱状に囲いました。
連続した棚は落ちてもダメージが少ないものを載せます。

ゴム製目覚まし時計。
風船型携帯電話。











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03

Category: 1階トイレ

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特に手を加えてませんが

2007_0310_114824AAs-.jpg



ゴールドのタオルバーは通信販売で安価に手に入ります。
壁紙も真ん中のボーダーと上下別の壁紙を貼り分けただけですが、
結構、雰囲気出ました。








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03

Category: ダイニング

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食堂は2階になります。

2007_0310_121018AAs-.jpg


窓の向うはバリ島ではありません。
ですが、回廊のようなバルコニーが張り巡らされているので
下の様子があまり目立ちません。

田んぼの中に建ってれば雰囲気抜群なのですが、、、






2007_0310_122322AAs-.jpg



壁は塗り壁、、ではありません。
水性ペンキなのです。
塗り壁のように見えてお得な気分になります。

下地の石膏ボードが多少の水分を吸収するので多少結露を防いでくれます。

お得な気分です。












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03

Category: リビング

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一番バリらしい部屋

2007_0310_123333AAs-.jpg


開放的なリビングです。

吹抜けは天井が高すぎて電球の交換も掃除も大変ですね。
冷暖房効果もあまりよくありません。

この位の高さの天井であれば吹抜けほど掃除は難しくないし、
電球も梁の下にすれば交換も楽になります。
天井が高いと気持ちよいものですよ。



2007_0310_122454AAs-.jpg



床は本場から取り寄せた大理石ではなくて、
こちらも既製品のフローリングです。





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このシーリングファン、飾りのようで役に立たないと思ってませんか?

コントローラーで回転速度も変えられて気持ちよいですよ。
冬の暖気も下に下げてくれます。









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そもそものいきさつは・・

bariman

Author:bariman
エントスケッチyo

バリ島のビラでビンタンビール飲み、ピーナッツをつまみながら本を読んでました。暑くなったのでプールで泳ぎ仰向けでボンヤリと雲を眺めていたら、「日本にもこんな雰囲気のある建物があればなぁ」と思いました。そして日本に帰ったある時、不動産業を営む友人からモデルハウスの相談を持ちかけられて「バリ風の住宅どうでしょう!」と提案したら、「それいいですね!」と・・・・それがすべてのはじまりでした。

アトリエシゲ一級建築士事務所

http://atshige.com/

建築家:湯山シゲユキ

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